読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

Panda-Kis 2nd

ぱとのブログです。TV番組の感想はリアルタイムで見れた番組のみUPします。

図書館危機

自己研鑽
 

 

図書館危機 図書館戦争シリーズ (3) (角川文庫)

図書館危機 図書館戦争シリーズ (3) (角川文庫)

 

 

p.48〜49
「彼女も同じだと思ったんだろ?同じように彼女も声を出すことに消極的な弱者だと思ったんだろ?あの子と同じことをしても成功すると思ったんだろ?そして、抵抗できなかったあの子にはもっとひどいことをしたよな?
毬江を襲った犯人を捕まえた時の小牧教官の台詞。小牧教官が囮として郁に持たせた補聴器を見て、郁をターゲットにした犯人に対する台詞。小牧教官のいつもの正論とは違う勢いがある。それは、小牧教官が毬江に対してすごく大きな思いがあることが理由だとしか考えられない。こんなに想ってもらえる毬江は、幸せ者だなあとおもう。だけど、この言葉・声を毬江は聴くことができないんだと思うと、胸が締め付けられる。
 
p.253
 ぎゅっとバッグを抱きしめた腕の強ばりが目に入ったのか、堂上は「大丈夫だ」と言って、
 それからものすごく時間を空けて言いにくそうに「俺がついてる」と言った。
 
いじめを受けた郁の洗濯物のためのコインランドリー探しの時にかけた堂上教官のシーン。まさか、自分が標的になるなんて思っていなかった郁。自分の知らないところで、堂上教官と柴崎が話していることに対する嫉妬。堂上教官の本当の気持ちを知らずに生活している郁は、自分の思いを殺していて、でも必死に堂上教官の背中を追い続けている。素直になれれば楽なのにとさえ思っている。そんな中での嫌がらせ。心配してくれている教官や友達なのに、嫉妬をしていたり、悔しいと思ったり。すごく複雑な気持ちだよなあと思う。つらいし、嫉妬してるのに、優しい言葉かけられて、見せる顔がないよなあって。
 
p.254
「あたしもあの人たちみたいに、例えば柴崎とかに嫌がらせするかもしれません」
「お前はしない」
堂上教官が郁を信頼していることがわかる堂上の一言。入隊して3年、ずーっと見てきたからこそ言える一言だと思う。この一言は、ぐちゃくちゃな気持ちになった郁を救ったと思う。
  
p.258
「でも私、笠原さんを寮内で助けるように命令されてるから。それに命令だけじゃなくて……ここで笠原さんを見捨てたくないから。みんなで相談して決めたんです」
 茨城県立図書館の寮で一緒になった茨城県立図書館隊の数少ない女子隊員野々宮の台詞。もともと業務部が力を持っている女子寮。そこで嫌がらせを受ける郁。その嫌がらせを見ぬ振りもできたのに、それをしなかった野々宮たち。すごく勇気のいることだったと思う。でも、勇気を出せたのは郁の人柄だなあって思う。郁みたいに素直でど直球にはふるまえない人からしたら、すごくうらやましく見える。結局、人間はないものねだりなんだよなあって思う。
 
p.266
「親父さん、お前の写真が載った『新世相』を持ってきてたんだよ。多分、俺に残していったと思う」
すっきりしたあああ!どこかのページで、堂上教官が、自室の棚の雑誌を見るシーンがあるんだけど、何の雑誌だったか全然思い出せなかったんだけど、このシーンで思い出せて、すごいすっきりした!!
 
p.267
「お父さん!」
振り向いた克宏に叫ぶ。
「配属のことずっと黙っててごめん!昇任のことも知らせなくてごめん!」
克宏背中越しに手を振った。気にするな、とその仕草で分かった。

 

 図書館隊の配属先がばれて、ヒステリックになっている母を迎えに来た父とのシーン。郁がやっと素直になった瞬間だった。だけど、郁の配属先をお父さんは知っていた。でも、知っているといわず、陰ながら応援をしてくれいた。今まで、ずっと母の肩を持っていると思っていた父が本当は、肩を持たざるを得ない状況を郁の幼少期に陥ってしまったことを寮に訪ねてきた兄から伝えられる。初めは茨城に行くのを全力で嫌がっていたけど、最終的には、少しわだかまりが解けたのかなあって思うと、いろいろあったけど、来てよかったと思える日が来るんだろうなって思った。
 
p.315
ありがとうお父さん、と言おうとしたとき、実に十数年ぶりか克宏に強く抱きしめられた。

 

玄田隊長が重体に陥ったあと、病院の手配を託された県庁に勤める笠原父。郁を含む図書館隊の勇姿を見た笠原父。一番小さくて、かわいい女の子で、でも、わんぱくで。だでも、気が付いたらこんなにも大きくなっていた。うれしいような、寂しいような、だけど、頑張れよという励ましも込められていて、それが「強く」抱きしめられたということに繋がっているんじゃないかな。
 

 

p.330
「今、お前の頭叩いたぞ。泣き止め」

 

 横田二監の意識が戻ったが、玄田隊長はまだ目を覚まさない。そんな中、迷って最終的に堂上に電話をかけた郁。堂上教官もきっと複雑な気持ちだと思うけど、郁のことを第一に考えて、電話越しに頭を叩く堂上。すごく、堂上らしいなあって思った。誰よりも玄田隊長が戻ってくることを信じてやまないのは、間違いなく堂上教官だよね。
 

 

p.358
『日野の悪夢』から二十数年間。
図書隊を作り、今日まで牽引してきた老人がその最前線を退いた日だった。

 

 稲嶺司令いいいいいいいいい!!;;;責任を一身に背負って、勇退する姿。間違いなくかっこいい。。。
  • ドッグ・ラン
p.378
そして頭をぐしゃぐしゃに撫でられる。

 シェパードと戦って、きちんと勝利をおさめた後のシーン。あああああああ!堂上教官が、郁の頭をぐしゃぐしゃに…たまらないいいいいい><