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Panda-Kis 2nd

ぱとのブログです。TV番組の感想はリアルタイムで見れた番組のみUPします。

和菓子のアン

 

 

和菓子のアン (光文社文庫)

和菓子のアン (光文社文庫)

 

 

p.175

「何かを本気でやろうと思ったら、きっと色々なことが勉強になるんだろうな。」

 

和菓子職人を目指す立花さんの一言。職人を目指すために、弟子入りしたんだけど、経営面とかも含めて学ぶために百貨店の和菓子屋さんの社員として働いている。

 

行きていく中で、いらないものなんてひとつもないと思うの。なんで、こんな勉強しないといけないんだろう…って思うことがあると思うけど、今思えば、それもひとつの勉強だったんだなって思う。実用性云々じゃなくて、人生の勉強的なところがあるなって。高校で習う数学とかさ、使う?ねえ?これ、いつ使うの?って思うことあったけど、苦手ながらにして、最後まで勉強し続けたことって、「大変なことでも耐える、最後までやりきる」っていう、精神面において、非常に役立ってるんだよね。他の教科、科目においてもそう。他の人がやってなかったから、わたしにしかできない仕事もあった。今の仕事においても、なんでわたしがこれを…?って思う時もあるけど、それもひとつの勉強なわけで。今後、仕事を続けていく中で、こういう仕事もあるのね、っていう勉強になってるし、なんならその仕事を、わたしに振らない方が楽な可能性もあるのに、ふってくれてるのかもしれないし、日々勉強だと思っている。

 

 

さて、この本。司書さんに勧められて読んで見た本なんだけど、かなり読みやすい。和菓子の知識も入っていて、わたしの知らない世界だった。和菓子屋さんに行ってみたいと、興味をもてる内容だった。それからなんといっても、等身大の主人公が解き明かす、可愛らしいミステリがたまらない。あれ?って思いながら、知識をつけていったり、助けてもらったりして、なるほどーって最後にはすっきりできる。最後の最後で、椿店長の謎が明かされる。まさか、最後に、いろいろな伏線が張られてたことがわかるとは思ってなかったから、やられたーーーーって思った(*_*)でも、読みやすさの中に、しっかりとした伏線があったことが、さすがだなあと思える作品だった。