- 3パラ目
- 前回のネタバレを踏まえて見てきた
- 最初は、麻由子視点で見ようと思ってたんだけど、結局、たかしと麻由子を行ったり来たりしてしまった
- たしかに、たかしの記憶の時、ごぽごぽしてた
- でも、後半のたかしの記憶はかちゃかちゃなってた。何かが組み替えられているような音なのかな
- 智彦のお見舞いに行くことを言われた時のたかしの嫌そうな顔もそうだし、そのシーンから、ずっとたかしはうんざりした顔というか、曇ったような嫌な表情をしている。麻由子が、ショーウィンドウを見ているときに、麻由子を見るときのたかしの顔は少し優しく見えるけど、心の奥底には麻由子が智彦の恋人である事実に対しての嫉妬が感じられて、口しか笑っていない。コーヒーを取りに行く麻由子の隣に立ち、「智彦に自分の気持ちを伝える」と言い放ったときの顔は悍ましい
- 「玉森くんの顔を撮ってるのではなく、玉森くんの脳を撮っていた」なるほど、そう言われると、そう見えてくる。
- 智彦がたかしの家を訪ね、「麻由子は君のことが好きで、君も麻由子が好きなのか」あれだけ仲の良かった2人が「君」と少し距離のある呼び方をする。完全に溝ができている。そして、たかしは「ああ」と答える。そして、麻由子の家へ行き、関係をもつ。しかも、強引に、無理やり、力尽くで。それって、麻由子が自分に気持ちがあるっていう自信から来た行動ではなくて、自信がなくて、証拠を作りたかったからなんじゃないのかな。
- たかしが、麻由子が去った後に、なぜあんなに泣いたのか、正直引っかかってる。何に対する涙なのかが、わからない。中学からの大切な親友を自らの手で失わせたからなのか。麻由子を失ったことなのか。麻由子との記憶を失うことなのか。両方を同時に失ったことなのか。自分の愚かさなのか。悲しい涙なのか。悔しい涙なのか。なぜ泣いているのかわからない涙なのか。全て込みの涙なのか。
- 高架下のトンネル。たしかに、記憶の行き来の時に使われている。ちょっとしたきっかけのときに使われている。かなりポイントになっている。スイッチングのような役割のように感じる。
- 実験室に呼ばれたシーンは記憶の回想だよね?ざわざわしてたよね?
- 3回目にして、やっと深く見られるようになってきた。玉森裕太ではなく、敦賀崇史として、映画が観られるようになってきた。でも、観れば観るほど、分からないことがたくさん出てくる。正直、麻由子の表情や気持ちが読めなすぎる。何が真実で、何が嘘なのか。観れば観るほど分からなくなっていく。どこから麻由子はたかしを好きになっているのか。それとも、好きになっていないのか。わからない。
- 初めは自分に自信のあるたかしだけど、研究はイマイチ進まないし、好きだった人が親友の恋人になってるし、だんだん自分に自信がなくなってきて、それが嫉妬に繋がってるんじゃないかって思えるようにもなった。2トップだったけど、気がついたらどんどん遠く見える智彦が羨ましくて、でも一方で妬ましくて、焦りもあって。
- 「私が智彦さんの恋人だからだよ」この言葉、その瞬間は「違う」とたかしは思っているけど、落ち着いて考えるとそうなのかもしれないと、たかしが思った時間があったのではないかと思える。それでも、「違う。智彦の恋人だからということは関係ない」そう言い聞かせていたのではないかな。
- いつか、蜷川さんの映画に出て欲しい。
- んーーー、観れば観るほど、わからなくなる…。何度観ても解決しないと思う。だから、また映画館に行ってしまうんだろうな。
- 始まる前の予告で、ラボンCM3本流れるし、ミラーツインズWOWOWの宣伝も流れるし、紫耀くんの映画予告も流れるし、テンション上がるわ