我が家は、紅白をあまり見ない。
だから、「何時から始まって、何時に終わるのか」「紅組が誰で、白組が誰なのか」このことを知ったのは、ここ数年。
今まで応援してきたグループが出ていなかったので、しっかり見る機会がなかった。
ある年、相棒ちゃんのおうちで、年越しをすることになった。
テレビは紅白。
「ん?紅組って、女性ばかりじゃない?白組がって、男性ばかりじゃない?」そうわたしがいうと、「??だって、紅組は女性、白組は男性って分かれてるんだよ?」
知らなかった。
KinKi Kidsが紅白に出ることになった年。
何時から始まるのか、初めて調べた。初めて知った。
どんなふうに始まって、どんなふうに終わるのか。初めて知った。
これが、ここ数年の出来事だ。
正直、自分にとって、紅白にあまり馴染みがない。だから、毎年、誰が出るって盛り上がっていても、「ふーん…」と目をやる程度だった。
KinKi Kidsが紅白に出ると決まった年も、さほど気にしていなかった。
だから、わたしは紅白に興味をもっていないし、紅白に価値を見出していないと思っていた。
とは言っても、国民的年末番組。
少しは見ていた自分もいた。
そして、2019年11月9日。
スポーツ紙に載った「Kis-My-Ft2 9年目で初の紅白へ」の文字。
驚いた。けど、現実味がなくて、特に熱い想いみたいなものは特になかった。
そう、「ふーん…」程度だった。
Twitterには「本当の発表があるまで信じてはいけない。心躍らせていたら、間違いだったことがあるから」と。
2019年11月14日、紅白会見当日。
そこには、Kis-My-Ft2 7人の姿があった。
数日前まで「ふーん…」と思っていたのに、いよいよ、本決定であることを知ると、心が躍った。嬉しかった。
初めての感情だった。とにかく、嬉しい。ただ、その一言だった。
デビュー年から、出てるグループがある中で、9年かかったグループ。それが、Kis-My-Ft2なのだ。雑草魂をもった人たちの集団で、アイドルらしからぬこともしてきた。それでも、頑張った。努力が紅白に繋がった。
会見後には、制作統括の加藤英明氏が囲み取材に応じ、彼らについて「ずっと活躍を見守ってきたグループです」と思いを吐露。
「ジャニーズ事務所の中でも本当に僕らもKis-My-Ft2のみなさんにはいつかご出演して頂きたいなという思いがあったんですけど、大きかったのは今年『ザ少年倶楽部プレミアム』の司会をスタートされて、NHKとの日々のお付き合いが生まれたこと。今年Kis-My-Ft2のみなさんにお願いしなきゃなとなった」と選考理由を明かした。
NHKでKis-My-Ft2というグループができ、切磋琢磨してきた7人。
この選考理由を読んだら、ぐっときた。
きっと、この7人なら、紅白で、素晴らしいものを見せてくれるに違いない。
本当に、紅白出演おめでとうございます!
よし、Blu-rayプレイヤーの整理しよう。爆